2016年07月12日
計算を簡単に行う工夫 【 その7 】
こんにちは、講師の志村です 
今回は引き算を簡単に行うコツになります。
例えば、スーパー等で複数の買い物を行い1万円を出したときのおつりの勘定についてです。10000円で2743円の商品を買ったときのおつりの計算は、素直にやれば繰り下がりが必要になります。引き算は繰り下がりをいかに減らすかがポイントです。
10000 = 9999 + 1
これが今回のポイントです。
10000 - 2743
= ( 9999 + 1 ) - 2743
= ( 9999 - 2743 ) + 1
= ( 7256 ) + 1
= 7257
かっこの中の計算は繰り下がりが無いので、慣れれば暗算でも計算できるかと思います。
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今回は引き算を簡単に行うコツになります。
例えば、スーパー等で複数の買い物を行い1万円を出したときのおつりの勘定についてです。10000円で2743円の商品を買ったときのおつりの計算は、素直にやれば繰り下がりが必要になります。引き算は繰り下がりをいかに減らすかがポイントです。
10000 = 9999 + 1
これが今回のポイントです。
10000 - 2743
= ( 9999 + 1 ) - 2743
= ( 9999 - 2743 ) + 1
= ( 7256 ) + 1
= 7257
かっこの中の計算は繰り下がりが無いので、慣れれば暗算でも計算できるかと思います。
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2016年07月02日
計算を簡単に行う工夫 【 その6 】
こんにちは、講師の志村です 
比は日常でも良く使う概念ですが、実際計算を行うと案外手間がかかります。(1ヶ月で水道代が2000円で1年だと?のようなケースです)
皆様も良くご存知なのは下記変換かと思います。
A : B = C : D
⇒ AD = BC
簡単計算を行う際は少しコツがあり、下記例で考えてみます。
【 例題 】
4g の食塩を水に溶かして食塩水を500g作りました。この食塩水150gの中には何gの食塩が溶けているでしょうか?
【 解答 】
aを150gの食塩水に溶けた食塩と置く
4 : 500 = a : 150
⇒4 × 150 = 500 × a
・・・
このように計算は進みますが、要は「4gに何かをかければいい」ことはわかるかと思います。そして a は 4g より少ないはずなので、
a = 4 × 150 / 500
慣れてくれば【 解答 】 のような手順を踏まなくても上記式が頭に浮かぶようになります。計算する際は答えをある程度予想しておくことがポイントです。
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比は日常でも良く使う概念ですが、実際計算を行うと案外手間がかかります。(1ヶ月で水道代が2000円で1年だと?のようなケースです)
皆様も良くご存知なのは下記変換かと思います。
A : B = C : D
⇒ AD = BC
簡単計算を行う際は少しコツがあり、下記例で考えてみます。
【 例題 】
4g の食塩を水に溶かして食塩水を500g作りました。この食塩水150gの中には何gの食塩が溶けているでしょうか?
【 解答 】
aを150gの食塩水に溶けた食塩と置く
4 : 500 = a : 150
⇒4 × 150 = 500 × a
・・・
このように計算は進みますが、要は「4gに何かをかければいい」ことはわかるかと思います。そして a は 4g より少ないはずなので、
a = 4 × 150 / 500
慣れてくれば【 解答 】 のような手順を踏まなくても上記式が頭に浮かぶようになります。計算する際は答えをある程度予想しておくことがポイントです。
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2016年06月24日
計算を簡単に行う工夫 【 その5 】
こんにちは、講師の志村です 
掛け算を行うとき、少数の掛け算は面倒です。そんなときは分数に変えてしまうのが手です。
分数の良い点は約分できることであり、うまくいけば数字が小さくなります。
簡単に分数にできる少数の多くは0.05 の倍数です。重要な少数を下記に載せます。
【 有用な分数変換 】
0.5 = 1/2
0.25 = 1/4
0.20 = 1/5
0.125 = 1/8
0.05 = 1/20
【 計算例 】
24 × 0.25
= 24 × 1/4
= 6 × 1
= 6
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掛け算を行うとき、少数の掛け算は面倒です。そんなときは分数に変えてしまうのが手です。
分数の良い点は約分できることであり、うまくいけば数字が小さくなります。
簡単に分数にできる少数の多くは0.05 の倍数です。重要な少数を下記に載せます。
【 有用な分数変換 】
0.5 = 1/2
0.25 = 1/4
0.20 = 1/5
0.125 = 1/8
0.05 = 1/20
【 計算例 】
24 × 0.25
= 24 × 1/4
= 6 × 1
= 6
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2016年06月23日
計算を簡単に行う工夫 【 その4 】
こんにちは、講師の志村です 
今日のコツは中学3年生以上向けになります。
今定期テストの中学三年生は、展開公式を工夫して計算する方法を勉強しているかと思います。
【 ( a - b )( a + b ) = a² - b² 】 の、公式を利用して
49 × 51
= ( 50 - 1 )( 50 + 1 )
= 2500 - 1
= 2499
この計算は2つの数字の和と差が同じ場合でなくても、少し工夫するだけで使えるようになります
49 × 52
= 49 × ( 51 + 1 )
= 49 × 51 + 49 × 1
= 2500 - 1 + 49
= 2548
このパターン以外でも、昔似た問題があったら何か利用できないか考えると、案外利用できるものです
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今日のコツは中学3年生以上向けになります。
今定期テストの中学三年生は、展開公式を工夫して計算する方法を勉強しているかと思います。
【 ( a - b )( a + b ) = a² - b² 】 の、公式を利用して
49 × 51
= ( 50 - 1 )( 50 + 1 )
= 2500 - 1
= 2499
この計算は2つの数字の和と差が同じ場合でなくても、少し工夫するだけで使えるようになります

49 × 52
= 49 × ( 51 + 1 )
= 49 × 51 + 49 × 1
= 2500 - 1 + 49
= 2548
このパターン以外でも、昔似た問題があったら何か利用できないか考えると、案外利用できるものです

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2016年06月17日
計算を簡単に行う工夫 【 その3 】
こんにちは、講師の志村です
前回に引き続き、10を利用した計算方法です。
掛け算において、5がいたら2と組み合わせるといいました。
次の例をご覧ください。
【 例題 】
338×5
=169×2×5
=169×10
=1690
338のような数字を分解してから計算するのですが、(×5)は(×10÷2)と同じことです
。
【 別法1 】
338×5
=338(×10÷2)
=338÷2×10
=169×10
=1690
同様に、5で割る場合も(÷5)と(÷10×2)と同じです
【 別法2 】
338÷5
=338÷10×2
=33.8×2
=67.6
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前回に引き続き、10を利用した計算方法です。
掛け算において、5がいたら2と組み合わせるといいました。
次の例をご覧ください。
【 例題 】
338×5
=169×2×5
=169×10
=1690
338のような数字を分解してから計算するのですが、(×5)は(×10÷2)と同じことです

【 別法1 】
338×5
=338(×10÷2)
=338÷2×10
=169×10
=1690
同様に、5で割る場合も(÷5)と(÷10×2)と同じです

【 別法2 】
338÷5
=338÷10×2
=33.8×2
=67.6
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2016年06月09日
計算を簡単に行う工夫 【 その2 】
こんにちは、講師の志村です。
前回計算を簡単に行う工夫【その1】で、ポイントは10(5×2)をかけ算の中から見つけることと言いました。
記事を読んでくれた方の中には「この方が早くできそう」みたいに思った方がいるかもしれません。
話には続きがありまして、慣れてきてから移行するといい方法があります。
【前回の手順】
35×16
=7×5×2×8
=7×10×8
=7×8×10
=56×10
=560
【慣れてきた人用】
35×16
=35×2×8
=70×8
=560
人に教えてもらったものは覚えにくいものですが、自分で気づいたものは忘れにくいものです。
お子様に勉強を教えるときは意識してみてください。
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前回計算を簡単に行う工夫【その1】で、ポイントは10(5×2)をかけ算の中から見つけることと言いました。
記事を読んでくれた方の中には「この方が早くできそう」みたいに思った方がいるかもしれません。
話には続きがありまして、慣れてきてから移行するといい方法があります。
【前回の手順】
35×16
=7×5×2×8
=7×10×8
=7×8×10
=56×10
=560
【慣れてきた人用】
35×16
=35×2×8
=70×8
=560
人に教えてもらったものは覚えにくいものですが、自分で気づいたものは忘れにくいものです。
お子様に勉強を教えるときは意識してみてください。
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2016年05月31日
計算を簡単に行う工夫【その1】
こんにちは、講師の志村です。
35×16のような計算で使える手です
【手順】
35×16
=7×5×2×8
=7×10×8
=7×8×10
=56×10
=560
【応用編】
25×36
=25×4×9
=100×9
=900
※25×4
=5×5×2×2
=10×10
=100
ポイントは10(5×2)をかけ算の中から見つけることです。
5は下一桁が5、2は偶数なので探しやすいです。
大きめの数字でもはまれば結構簡単にできるので、試してみてください
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35×16のような計算で使える手です

【手順】
35×16
=7×5×2×8
=7×10×8
=7×8×10
=56×10
=560
【応用編】
25×36
=25×4×9
=100×9
=900
※25×4
=5×5×2×2
=10×10
=100
ポイントは10(5×2)をかけ算の中から見つけることです。
5は下一桁が5、2は偶数なので探しやすいです。
大きめの数字でもはまれば結構簡単にできるので、試してみてください

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2016年03月01日
【 講師紹介 】 志村 先生
室長:志村先生とは、もうかなりのつきあいになるね。
志村先生:そうだね。閉校してしまった某学習塾からなので、5年以上が経っているんだね。
室長:志村先生からはいろいろなことを教えてもらっているけれど、生徒を指導するときに一番意識していることってズバリ何?
志村先生:う~ん・・・なんだろうなぁ・・・。やっぱり、できるだけわかりやすくってことかな。

室長:わかりやすく指導するって、なかなか難しいことだよね。
志村先生:うん。できるだけこちら側があれこれ言うことを少なくして、生徒に自分で考えてもらいたいと思っているんだよね。
室長:なるほど。
志村先生:どうしても口を出したくなってしまうけど、生徒自身が考えて出した答えほど身についていくものだと思うんだよ。

志村先生:個別指導塾もえぎの生徒たちによりわかりやすく伝えられるように、いろいろ工夫して、頑張っていかなければいけないなって思うよね。
室長:すっっっごく、期待しています!

志村先生:そうだね。閉校してしまった某学習塾からなので、5年以上が経っているんだね。
室長:志村先生からはいろいろなことを教えてもらっているけれど、生徒を指導するときに一番意識していることってズバリ何?
志村先生:う~ん・・・なんだろうなぁ・・・。やっぱり、できるだけわかりやすくってことかな。

室長:わかりやすく指導するって、なかなか難しいことだよね。
志村先生:うん。できるだけこちら側があれこれ言うことを少なくして、生徒に自分で考えてもらいたいと思っているんだよね。
室長:なるほど。
志村先生:どうしても口を出したくなってしまうけど、生徒自身が考えて出した答えほど身についていくものだと思うんだよ。

志村先生:個別指導塾もえぎの生徒たちによりわかりやすく伝えられるように、いろいろ工夫して、頑張っていかなければいけないなって思うよね。
室長:すっっっごく、期待しています!
無料体験授業実施中!
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